スチル · 警察とギャングのあいだのブスカペ
ブラジル映画 · レビュー
『シティ・オブ・ゴッド』— 武装した子ども時代
20年あまりを経ても、フェルナンド・メイレレスとカチア・ルンヂの映画は殴打であり署名でありつづける。主題の切迫から生まれた新しい形。
2026年5月21日 · 1分で読めます
レトマーダに顔を与えた映画は、移動する国のもっとも寛大な肖像でありつづけている — そしてブラジル映画が帰ってこられることの証明でもある。
駅の列に並ぶ姿に、自分を見たブラジルがある。書ける人に手紙を口述する人びと、丁寧に綴られる名前、たぶん届かない知らせ。『セントラル・ステーション』は純粋なドキュメンタリーとして始まる — 本物の顔、目の高さに構えたヴァルテル・カルヴァーリョのカメラ — それからフィクションを乗せる。
公開された1998年、ブラジル映画は90年代初頭の解体から存在の仕方を学び直している最中だった。ベルリンの金熊賞と、外国語映画賞・主演女優賞というアカデミー賞2部門のノミネートは、レトマーダに傑作が生まれたことを世界に告げた。
フェルナンダ・モンテネグロは、嫌われることに許可を求めずにドーラを組み立てる。毎日この国を飲み下し、その代金を手紙一通いくらで受け取る女。彼女に奥地を、そして自分の硬さを横断させるのは、靴磨きをしていたところを見出されたヴィニシウス・ヂ・オリヴェイラ演じる少年ジョズエだ。
『セントラル・ステーション』は、目的地より差出人のほうが重いロードムービーである。
いま見返すと、この映画は現在と直接に話している。『アイム・スティル・ヒア』のオスカーがヴァルテル・サレスを地図の中心に戻し、観客を彼の原点の作品へ送り返した。ドーラの手紙は、いまも書かれ続けている。
Amazonのアソシエイトとして、Yesterday on TV は適格販売により収入を得ています。 詳しくはこちら.
価格と在庫は各ストアでご確認ください。リンクのない商品は登録待ちです。
20年あまりを経ても、フェルナンド・メイレレスとカチア・ルンヂの映画は殴打であり署名でありつづける。主題の切迫から生まれた新しい形。